長尾です。
症状の重い患者さんの確保について書きます。
患者心理が全てです。
・文章がうまい
・広告がうまい
・非常識なマーケティングテクニック
・斬新なアイデア
こういったことではなく、
すべては患者心理だと言えます。
患者心理を追求すれば、
集客・治療技術・継続来院
の全てが手に入ります。
多くの人は
このツールで解決するのかな?
ここのホームページかな?
流行りの治療院の真似をすればOK!
などど概念の外側の思考になってしまっています。
私も昔はそうでした。
最近ではSNSで見る限り、そういう風潮があるようです。
集客、ビジネスで一番大事なのはとにかく患者心理です。
患者さんが何に困っていて、何を感じて、何を想像して、何に恐怖を感じていて、何を避けようとしていて、何に喜びを感じているのか。
そこに全ての答えが隠されています。
患者心理を理解することで、患者さんの集客もリピートも数字として現れてきます。
どれだけ患者心理にこだわれるか?
こだわればこだわるほど、集客・治療技術・継続来院に割く時間が生まれます。
「患者心理にこだわります!」とぜひ、ここでコミットメントしてほしいと思います。
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別の言葉を使うとしたら「予約パターン」というものが存在します。
患者さんも人ですので何かを買うときにパターンが存在します。
先月のグループコンサルでの飲み会で「奥さんは保育士さんですか?」と聞いたら、その通りでした。
ひとりひとりオリジナリティに富んでいて「自分だけは特別な人間!」「私は変わった人だから」と思っていても、
実は色々な価値観、両親からの劣等感の影響、コロナ化の置ける社会の風潮、ブーム、トレンド、世界規模の問題など、色々なパターンに沿って生きています。
ですので、ある程度パターンを掴めば、患者さんは何に恐怖を感じていて、何を得ようとしていて、どういう行動にでるのかが見えてきます。
だから、クライアントさんの生活パターンを聞けば「大体こういう職業かな?」と見えてきます。
「自分は特別な人間です!」と思っている人でさえ、実は社会の風潮だったり、人が病んでいくトレンドだったり、ただ単純にパターンに沿っているということがあります。
こういった行動パターンを理解することが治療院経営での重要課題となります。
紹介の多い治療院さんは気づかないうちに、この事を体で理解されていることがあります。
しかし、それが言語化されていないと「院長だけが紹介が多い」という現象になったりします。
あなたの治療院はいかがですか?
集客人数が多ければホッとしますか?
意外と思われるかもしれませんが「症状の重い患者さん」というのは紹介してくださる確率が多いです。
そこには必ず紹介してくださる心理があります。
症状の重い疾患を整体院・整骨院で改善する自体がマイナススタートになるので、これをハイパープラスにすることで人に言いたくなるパターンへと落とし込んでいきます。
患者さんからの実際の言葉だったのですが、このような流れとなっていました。
1.疑心暗鬼スタート
↓
2.メールにて問い合わせ→予約
↓
3.メールにて度肝を抜かれ感動する
↓
4.疑心暗鬼80%で来院
↓
5.原因の説明で感動
↓
6.疑心暗鬼20%
↓
7.治療の提供 & 会話
↓
8.患者さん自身の治療への考え方が変わった
↓
9.治療後のメールで疑心暗鬼の消失
↓
10.改善しながら更に考え方が変わっていった
↓
11.同じ悩みの人のことを思い浮かべる
↓
12.任せても良いと思えたから紹介した
こうやって口コミは生まれているのですが「友達を任せても良いと思えた!」というのは
集客・治療技術・継続来院
にこだわれたからですね。
中身がしっかりとしているからこそ、症状の重い患者さんを例に取ってみても集客人数が増加傾向です。
患者心理も背景に考えながら、商圏の市場の状況も関係します。
耳鳴りを例に出します。
当社の院は福岡にもありますが、福岡市では耳鳴りの専門ページを持つ治療院さんがおおよそ32件あります。
去年は26件でしたが増えてきました。
「クリニック一本しか探していません!」という方には無理でも、
「治るならとりあえずトライしてみたい!」
「整体・整骨院・鍼灸院で治してみようかな」と考える見込み患者さんにどう打ち出していくか?
広告?広告範囲?ライティング?写真?患者さんの声?
どうすれば32件の中で選ばれるのか?
コロナ下で今後も
確実に増えていく「重要患者さんの集客」への取り組みはいつしますか?
次回、核心に迫りたいと思います。