正論を言うとスタッフは辞める(メルマガバージョン)

患者さんが通院をやめようと思う「評価の基準」が存在します。

 

その評価の対象は治療そのものではなく、「患者対応」のつまずきに依るところがほとんどです。

 

リピートに繋がらない満足度の低さの理由として患者さんは治療院に何を期待し、

どのようなことを
評価の対象とし、
満足・不満足を感じているのか。

 

 

今日はシェアしていきたいと思います。
患者さんが期待する、

「施術者が話を聞いてくれる」

「治療方針のわかりやすさ」

「施術者の説明」

 

これらを作っていくのは
すべて「施術者がリードして展開していく問診」です。

 

 

もちろんそこで言葉を使っていくのですが

言葉とは言っても
患者さんに必要な情報や
患者さんのことを想った声がけなど
多岐に渡ります。

 

患者さんを勇気づけるのも「言葉」

患者さんが納得するのも「言葉」

患者さんが通いたくなる雰囲気を持った「言葉」

 

そして、
あなたの未来を作るのも「言葉」なのかもしれません。

 

 

あなたが毎日「患者さんから地域で1番求められる施術者になる」と考えていけば、

「患者さんから地域1番に求められる施術者」としての行動を取るようになります。

 

 

患者さんが腰痛で靴を脱ぐのも辛そうな時に「患者さんから地域で1番求められる施術者」だったら、どのような行動をするだろうか?

 

 

また、治療院の前で転倒した小学生が居たら「患者さんから地域で1番求められる施術者」だったらどういう行動をするだろうか?

 

 

このように考えることが出来るようになれば、必然的に「患者さんから地域1番に求められる施術者」へと近づいてきます。

 

 

この言葉を連呼して、1番多く聞いているのは誰でしょうか?

 

そう、自分自身です。

 

 

人間は、聞いた言葉通りに脳が認知するので繰り返し、願った言葉を連続し行動し続けることであなたの目標も叶いやすくなります。

 

私自身のことを話せば、スタッフさんが1人当たりの生産性180万をクリアするように常に行動してきました。

 

この場合、スタッフさんに頑張らせるのではなく、まずは土台として、スタッフさんを心から信頼することでした。

 

思い返せば、悟りを開くぐらい自分自身を変えるようなものでした。(昔の私はひどすぎたので)

 

スタッフさんが教えた通りに仕事ができない場合に1番やってはいけないのが「正論を言う」です。

 

 

スタッフさんに「この順番で、この施術をして、この言葉がけをする!」と正しいことを説いてもスタッフさんの心には届きません。

 

 

「このマニュアル通りにやれば患者さんはまた来てくれる」

「この施術マニュアルどおりやれば症状は改善される」

「このマニュアルどおりにしないから施術時間が長くなるんだ」

「こうしないと売上も利益も上がってこない!売上があがれば、みんなに還元できる!それがいいよね?」

 

 

・・・

とても正論です。

 

 

しかし、ここまで言ってもスタッフさんは思う通りに動いてはくれないのです。

 

 

そうすると、次には何が起こるか?

私は感情的に厳しい言葉で指摘するようになります。
もっと頻度をあげて言うようになります。

 

 

昔はそうするとスタッフさんは動くと思っていました。

 

しかし、そのようなことをするとスタッフさんからは笑顔が消えていきます

 

 

では、どうすればスタッフさんが動くようになり、生産性の高い治療院づくりを達成できるようになったのか?

それはまず第一に「スタッフさんのことを信じる」ということを決めてその言葉どおりに行動したからでした。

 

 

自分で「信念の言葉」を決めて、そのとおりに動く。

大事なのは決めてしまうということです。

 

すべては頭の中に描く言葉で未来が決まるということです。

 

 

 

また書きますね!!

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